最近、コロナウィルスの影響から対面式の授業からオンラインレッスンへ切替えて授業を行っている教育機関は多く、従来の通学型から自宅にいながらでも授業を受けれる時代に、本格的に切り替わってきている。その流れは、もちろん留学業界においてもオンラインを活用した各種レッスンをプロモーション&推奨しているエージェントも増えてきており、インターネットを通じた新しい「留学」のスタイルを提案しながら、海外との接点を模索している様子です。

ただ、この「オンライン留学」という言葉に、どうしても違和感を感じてしまいます。「オンラインレッスン」という授業を提供する教育機関側からの言葉だったら、理解できるのですが、エージェント(代理店)が、海外の実施されているオンラインレッスンをひと纏めにして「オンライン留学」って表現してプロモーションしていいものなのか、考えさせられます。

そもそも留学って「海外に実際に行って、そこの文化圏に身を置き、どっぷり文化に浸ってフィジカル(五感)を通して知識と経験を習得する機会」のはずで、その経験が「オンライン」を通して、できるはずがないと考えてしまうのです。

確かに、ミネルバ大学などの様に、特定のキャンパスを保持せずに全ての授業がオンラインで実施されている大学もありますが、ミネルバ大学の学生は、4年間で世界7都市に移り住みながら、共同生活をすること条件に授業はオンラインで受ける事を前提としています。グローバルな環境下での人とのフィジカルな交流の中での、学びの機会を大切にしているのです。

コロナウィルスのせいで、留学を断念したり延期になってしまっている学生の事を考えると、この様な状況下でも留学プランナーとして何かしらの活路を提供できれば良いのですが、残念ながら「オンライン」を通しては、本来の「留学」を経験する事はできないので、ワクチンが開発されて世界情勢が落ち着くまで、待つか、それとも、こんなハードな状況下でも行っちゃうかのこの2択だと考えています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。